シーバスフィッシングにおいて、プラグ(ハードルアー)では全く反応しないスレた魚をいとも簡単に狂わせるのが「ワーム(ソフトルアー)」の釣りですよね!
でも、釣具屋のワームコーナーに行くと種類が多すぎて、「どれを買えば自分の釣り場に合うんだろう?」と悩んでしまう方も多いはずです。
今回は、シーバスアングラーから「最後の切り札」として絶大な信頼を得ている定番ワーム8種類を厳選し、それぞれのスペックや得意な状況を徹底比較しました。スマホでサクッと確認できるので、次回のルアー選びの参考にしてみてくださいね!
1. ひと目でわかるスペック比較表
ワーム単体の比較となるため、各ワームの全長と、カラーバリエーション・入り数・価格などの基本スペックをまとめました。
| メーカー・製品名 | 全長 | カラー | 入り数 | 実売価格 |
| MARS R-32 | 3.2in | 30色以上 | 6本 | ¥700前後 |
| DAIWA ミドルアッパー | 3.5in | 14色 | 6本 | ¥750前後 |
| ピックアップ スリートラップ | 3.0in | 15色 | 6本 | ¥990前後 |
| COREMAN アルカリ83mm | 3.3in | 15色 | 6本 | ¥990前後 |
| COREMAN アルカリシャット75mm | 3.0in | 29色 | 6本 | ¥990前後 |
| 一誠(海太郎) カタクチワーム | 4.5in | 15色 | 6本 | ¥850前後 |
| エコギア バルト | 3.5in | 20色以上 | 6本 | ¥880前後 |
| deps デスアダー | 3.0in | 30色以上 | 10本 | ¥800前後 |
2. 各ルアーの特徴と「こんな人におすすめ」
MARS・R-32
プロアングラーの小沼正弥氏が「最後に手にする切り札」として愛用する、発売から10年以上経つ真の定番ルアーです。ナチュラルな微弱ロールとボディのリブ(溝)がカタクチイワシそっくりの波動を生み出します。先の尖ったスイミング系ジグヘッドと合わせることで、その実力を120%引き出せます。
こんな人におすすめ
- あらゆるルアーにスレきってしまった(警戒心MAXの)シーバスに口を使わせたいとき
- カタクチイワシを捕食しているターゲットを狙うとき
- 全国各地で釣果を出し続けている、実績抜群の定番ルアーを持っておきたいとき
DAIWA・ミドルアッパー
こちらも小沼正弥氏が監修した、フラットバックデルタボディ(背中が平らな三角形)のストレートワームです。最大の武器は「超ソフトマテリアル(素材)」で、魚が吸い込んだときに柔軟に折れ曲がってしっかり針掛かりします。刺す向きを変えることで、タダ巻き用とダート(左右への跳ね上がり)用を使い分けられる優れものです。
こんな人におすすめ
- シーバスが吸い込んだときにワームをしっかり折れ曲がらせて、高確率でフッキングに持ち込みたい人
- タダ巻きやテクトロ(足元を歩きながら引く釣り)でナチュラルに誘いたいとき
- ジャークアクションで左右に鋭くダートさせたいとき
ピックアップ・スリートラップ
こちらも小沼正弥氏が監修した、徹底的に「タダ巻き」にこだわって作られたナチュラルシルエットのワームです。ボディに計算された角度の切れ込みが入っており、水中で小魚に近い振動を発生させて魚を魅了します。ミドルアッパー同様に超ソフト素材が採用されており、フッキング率も抜群です。
こんな人におすすめ
- 港湾部や河川など、プレッシャーが高く魚の活性が低いタフな状況を攻略したいとき
- 難しい操作はせず、「タダ巻き」だけでスレた魚にアピールしたい人
- ベイトが小魚の状況で、釣り場を選ばないオールマイティーなワームを使いたいとき
COREMAN・アルカリ83mm
熟練職人の手作業による、100%完全ハンドメイドのシーバス特化型ワームです。極めてシンプルなボディ形状ですが、姿勢を絶妙に制御するマイクロテールを備えています。ただ巻きではナチュラルに、早巻きではフラッタリング(はためく動き)、トゥイッチではショートダート&フラッシングと、多彩な顔を持ちます。
こんな人におすすめ
- フィッシュライクな見た目を活かして、「見せて食わせる」接近戦を有利に進めたいとき
- ただ巻き、やや早巻き、トゥイッチなど、アングラーの操作で多彩なアクションを引き出したい人
- 長時間のテストを経て作られた、コアマンこだわりのハンドメイドルアーを使いたい人
COREMAN・アルカリシャット75mm
大人気ワーム「アルカリ」にアピール力をプラスしたシャッドテールモデルです。意図的にボディを短く(ショート化)することで、テールの波動がボディ全体に伝わり、適度なローリングアクションを生み出して魚を集めます。爆発的な人気を誇るルアー「VJ(バイブレーションジグヘッド)」の純正トレーラーとしても有名です。
こんな人におすすめ
- 食い渋る状況の中で、テール波動とローリングアクションの高い集魚効果を利用したいとき
- VJ(バイブレーションジグヘッド)にセットして、最強の破壊力を体感したい人
- テール幅や厚さ、角度まで徹底的にこだわって設計されたコアマンこだわりのハンドメイドワームを使いたい人
一誠(海太郎)・カタクチワーム
海のメインベイトであるカタクチイワシを徹底的にリアルに再現した4.5インチのワームです。深く規則正しく刻まれた「多溝ボディデザイン(スリット)」が水流を掴み、まさにイワシそのものの姿で泳ぎます。
こんな人におすすめ
- カタクチイワシの見た目や泳ぎを極限までリアルにイミテート(模倣)したいとき
- 付属の「フラッシュアイ」を装着して、ルアーのアピール力をさらにアップさせたい人
- シーバスだけではなくヒラメ、マゴチなどのフラットフィッシュも狙いたいとき
エコギア・バルト
ビッグテールとフラットサイドボディ(平らな側面)を組み合わせた、ニュータイプのシャッドテールワームです。強い水押しと強烈な明滅効果(フラッシング)で広範囲にアピールします。テールが適度に水を受けるため、深いレンジ(水深)をキープしやすいのも特徴です。
こんな人におすすめ
- 強い波動とフラットサイドの明滅効果で、強いアピール力を持たせたいとき
- テールの水押しを利用して、深いレンジを一定にキープしながら引きたいとき
- ベイトが小さい状況下で、3.5インチのサイズ感で一気にバイトへ持ち込みたい人
deps・デスアダー
桁違いの数のビッグバスを仕留めてきたブラックバス用の大定番ルアーですが、シーバスにおいても圧倒的な威力を発揮します。水流をまとうボディと、急激に細くなったテールが生み出す「リアルなタイトバイブレーション」が、シーバスに違和感なく口を使わせます。
こんな人におすすめ
- スレたシーバスに対して、自然と口を使わせ爆発的な釣果を叩き出したいとき
- ジグヘッドだけでなく、ノーシンカーやテキサスリグなどあらゆるリグ(仕掛け)で使いたい人
- ブラックバス釣りで培われた「誰にでもビッグフィッシュをもたらす」という威力を海でも体感したい人
3. フックサイズ選びの注意点(ワンポイントアドバイス)
ワームを使った釣りにおいて、ルアーの泳ぐ深さ(レンジ)やアクション、そしてフッキング(針掛かり)の良さを決定づけるのは、組み合わせる「ジグヘッドの重さとフックサイズ」です!
シーバス用ジグヘッドのフックは、一般的に#4〜#10前後のサイズがよく使われます(数字が小さいほど針が大きく、重くなります)。ワームにジグヘッドをセットする際は、以下の点に注意してください。
ワームの長さに合ったフックサイズを選ぶのが大鉄則! 例えば、3インチのワームに大きすぎる針(#4など)を刺すと、針の軸がボディの大部分を貫通してしまい、ワームが「ギブスをはめられた状態」になってウネウネとした生命感が完全に死んでしまいます。逆に、4.5インチの長いワームに小さすぎる針(#10など)をつけると、シーバスがワームの尻尾側だけをかじったときに針先が口に入らず、すっぽ抜けの原因になります。
ジグヘッドの重量が「レンジ」を決める プラグと違い、ワーム自体には潜る力がありません。
- 軽いジグヘッド(5g〜7g前後): 表層付近や浅場(シャロー)をフワフワと漂わせるようにスローに誘うのに適しています。
- 重いジグヘッド(14g〜20g以上): 深場(ボトム)を狙うときや、風が強い日、潮の流れが速い場所でワームが水面に浮き上がってしまうのを防ぎたい時に必須になります。
フックの太さとファイトのバランス 小型のジグヘッドについている細軸のフックは、魚が吸い込んだときにサクッと刺さる初期掛かりの良さが魅力です。しかし、ランカーサイズ(80cm以上)のシーバスが掛かって強引にやり取りをすると、針を伸ばされて逃げられるリスクがあります。大きな魚が掛かったら、リールのドラグを少し緩めにして、ロッドのしなりで優しく寄せてくるのがキャッチ率を上げるコツです。
ワームの釣りは、ヘッドの重さとワームの種類の組み合わせで無限のバリエーションが生み出せます!自分の通う釣り場の水深や、その日シーバスが食べているエサのサイズに合わせて、ベストなセッティングを見つけてみてくださいね!
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