春から初夏にかけて、水面でシーバスが「バシャッ!」と跳ねている(ボイルしている)のに、ルアーを投げても全然食いついてくれない…そんな悔しい思いをしていませんか?
それは、シーバスが「ハク(ボラの赤ちゃん)」などのとても小さなエサ(マイクロベイト)だけを偏食しているからです。
今回は、そんな難しいハクパターンを攻略するために絶対に持っておきたい、60〜85mmクラスの小型〜中型ルアー(プラグ)8選を徹底比較します!さらに、プラグでダメだった時の「秘密のワーム術」も合わせて紹介するので、最後まで読んで次回の釣りに役立ててくださいね!
1. ひと目でわかるスペック比較表
まずはそれぞれのサイズ、重さ、得意なレンジ(潜る深さ)、元からついている針(純正フック)のサイズを一覧表でチェックしてみましょう。
| メーカー・製品名 | 全長 | 重量 | 潜行レンジ | 純正フックサイズ |
| DAIWA スイッチヒッター65S | 65mm | 13.4g | 20〜80cm | #10 × 2 |
| DAIWA ガルバ73S | 73mm | 12.8g | 0〜20cm | #8 × 2 |
| APIA PUNCHLINE60 | 60mm | 5g | 0〜90cm | #12 × 2 |
| ima Aldente 70S | 70mm | 4g | 0〜10cm | #10 × 2 |
| ima Komomo SF-85 | 85mm | 7g | 5〜30cm | #8 × 2 |
| Valleyhill スーサン | 75mm | 7g | 0〜60cm | #10 × 2 |
| PoziDrive garage ZIGZAG BAIT 60S | 60mm | 11g | 20〜60cm | #6 × 2 |
| Megabass KARASHI SW SS | 59mm | 5g | 0〜10cm | #12 × 2 |
2. 各ルアーの特徴と「こんな人におすすめ」
DAIWA・スイッチヒッター65S
65mmという小さな体なのに、13.4gの重さがあって遠くまでドーンと飛んでいくルアーです。ゆっくり巻くだけで、小魚が上流から流されてくるようなフラフラとした動きを出せます。
こんな人におすすめ
- 遠くでシーバスが跳ねていて、普通のルアーでは届かないとき
- 川の流れに乗せて、自然にエサを流し込みたいとき
- ハクだけでなく、色々なパターンのエサを1つのルアーで探りたいとき
DAIWA・ガルバ73S
水面から20cmまでの浅い場所を泳ぐのが得意なルアーです。体が太めなので浮きやすく、風が強い日でも水面をツルッと滑らずにしっかり泳いでくれます。
こんな人におすすめ
- 風が強くてルアーがうまく泳がないとき
- 水面スレスレの浅い場所を、ゆっくり見せたいとき
- 魚がルアーに慣れてしまっている場所で、小さくアピールしたいとき
APIA・PUNCHLINE60
60mm、5gととても軽く、シーバスだけでなくメバルなど色々な魚が狙えるルアーです。巻くのをやめて沈ませる(フォール)ときも、ゆらゆらと揺れて魚を誘い続けます。
こんな人におすすめ
- 春の小さなハクを食べていて、なかなかルアーに食いつかないとき
- ルアーを沈めている間に、パクリと食わせる「スキ」を作りたいとき
- シーバスと一緒に、他の小さな魚も釣って楽しみたい人
ima・Aldente70S
リールを巻くとスッと水面まで浮き上がり、水面から10cmまでの超浅い場所をキープして泳ぎます。足元までしっかり泳ぐので、最後まで魚が釣れるチャンスが続きます。
こんな人におすすめ
- ハクの群れを追いかけているシーバスを狙いたいとき
- 水面ギリギリの浅いところを綺麗に泳がせたいとき
- 足元など近い距離で、最後までルアーをしっかり見せたいとき
ima・Komomo SF-85
浅瀬(シャロー)が得意なルアーで、細身の体と控えめな動きが特徴です。魚を怖がらせずに、そっと近づくことができます。
こんな人におすすめ
- 水深が5〜30cmしかない、すごく浅い場所を底に引っ掛けずに攻めたいとき
- 自然な動きで、賢いシーバスを騙したいとき
- 小さなハクなどを追いかけているタイミングで使いたいとき
Valleyhill・スーサン
長く愛されている、食わせるのが得意なルアーです。ただ巻くだけでなく、竿をチョンチョンと動かすと左右に素早く逃げ回り、ピタッと止まった瞬間にシーバスが思わずパクリと食いつきます。
こんな人におすすめ
- ここで絶対に1匹釣りたい!というピンポイントの場所があるとき
- ルアーを動かして止めたときの「フワッ」とした瞬間で食わせたいとき
- ただ巻くだけでは見切られてしまう、賢い魚を相手にするとき
PoziDrive garage・ZIGZAG BAIT 60S
60mmで11gあり、小さくても風に負けずに遠くまで飛びます。ゆっくり巻くとSの字に泳ぎ、速く巻くとパニックになった小魚のように動きます。
こんな人におすすめ
- 小さいルアーでも、遠くまでしっかり飛ばしたいとき
- S字の動きと、激しい動きを混ぜて魚を誘いたいとき
- ゆっくり巻くのも、速く巻くのも、これ1本でやりたいとき
Megabass・KARASHI SW SS
ハクのような本当に小さなエサばかり食べて、他のルアーには全く見向きもしないシーバスを狙うための特別なルアーです。水面で細かく動かしたり、止めてブルブルと沈ませたりして強烈に誘います。
こんな人におすすめ
- ハクに夢中で、何を投げても全然食いつかないとき
- 水面近くでルアーを細かく動かしてアピールしたいとき
- 止めたときのブルブルッという動きで、反射的に食わせたいとき
3. フックサイズ選びの注意点(ワンポイントアドバイス)
小型ルアーの針(フック)は、#6から#12まで色々なサイズがあります。 シーバス用の針は「数字が大きくなるほど、針が小さくて軽くなる」というルールがあります(#6が一番大きく、#12が一番小さいです)。
- 小型ルアーは「針の重さ」に敏感!
5〜13gの軽いルアーは、針を重くする(例:#10から#8へ変更)と沈みやすくなり、設定よりも深い場所を泳ぎます。逆に軽くする(例:#8から#10へ変更)と浮きやすくなります。 - 細い針(#10や#12)はドラグを緩めに!
小さな針は魚が軽く触れただけでサクッと刺さりますが、強く引っ張られると伸びてしまいます。リールのドラグ(糸が滑り出る機能)を緩めにして、優しくやり取りしましょう。 - 基本は「純正サイズ」に戻すこと!
一番綺麗に泳ぐように計算されているため、針を交換する時はパッケージと同じ「純正サイズ」を選ぶのが一番失敗しません。
4. プラグでダメならこれ!ハクパターンを救う「ワーム」の力
ここまで紹介したプラグ(プラスチックなどの硬いルアー)は、遠くまで飛ばせたり、水面でしっかりアピールしたりするのにとても優れています。
しかし、春〜初夏のハクパターンで一番厄介なのが「目の前でボイルはボコボコに出ているのに、プラグを投げても完全に無視される…」という大ピンチの状況です。
そんな時の最終兵器が「ワーム(やわらかいルアー)」です!
ワームはプラグのように不自然なプラスチックの音が出ず、本物の生き物のような柔らかい波(波動)を出します。この「限りなく自然に近い動き」が、ルアーを見切るようになった賢いシーバスの口をあっさりと使わせる最大の秘密なんです。
「でも、シーバス用のワームって種類がいっぱいでどれを選べばいいの?」という方は、こちらの記事で絶対に持っておくべき定番ワームを分かりやすく比較しているので、ぜひ一緒にチェックしてハクパターンを完全攻略してくださいね!





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